図解
※記事などの内容は2019年1月23日掲載時のものです
日本工作機械工業会が23日発表した2018年の工作機械受注額(確報)は、前年比10.3%増の1兆8157億円となり、2年連続で過去最高額を更新した。ただ、米中摩擦の影響などで年後半は中国からの受注が急減。7~12月の受注額は全体でも前年同期比3.4%減と落ち込んだ。
18年の受注額は、人手不足を背景にした生産自動化のための旺盛な投資に支えられ、内需が前年比19.2%増の7503億円と大幅に伸びた。一方、外需は4.8%増の1兆654億円。欧州やトランプ政権の製造業支援策があった米国向けは好調を維持したが、中国向けは17.9%減の2850億円と前年を大きく割り込んだ。
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