図解
※記事などの内容は2019年1月16日掲載時のものです
ビール大手5社が16日発表した2018年のビール類出荷量(ビール、発泡酒、第三のビール)によると、アサヒビールは首位を保ったものの、前年比1.7ポイント減の37.4%とシェアを落とした。第三のビールが好調だった2位のキリンビールは2.6ポイント増の34.4%とライバルを猛追。両社の差は3%まで縮まった。
ビール類出荷量が唯一プラスだったキリンの原動力は350ミリリットル缶でビールより80円程度安い第三のビール「本麒麟」(18年3月発売)。味わいがビールに近く、「たくさん飲む40~50代の支持を集めた」(幹部)という。年間販売目標を2回上方修正し、最終的に約940万ケース(1ケース=大瓶20本換算)売れた。
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