図解
※記事などの内容は2020年1月31日掲載時のものです
ドラッグストア大手のマツモトキヨシホールディングスとココカラファインは31日、2021年10月1日付で経営統合することで合意したと発表した。持ち株会社を新設し、両社が傘下に入る。売上高を単純合計すると約1兆円、店舗数も約3000店に拡大し、業界最大手のツルハホールディングスを抜き、首位に浮上する。
統合に先立ち、マツキヨは今春にココカラ株式の約20%を取得し、持ち分法適用会社にする。持ち株会社の本社は東京に置き、代表にはマツキヨの松本清雄社長が就く。統合後も一定期間は両社のブランドを併用する。持ち株会社の社名や統合比率など詳細は今後詰める。
マツキヨは商品開発力に優れ、訪日外国人客にも人気が高い。ココカラは調剤部門が強く、双方のノウハウを持ち寄ることで規模を拡大し、収益力を強化する考え。
両社は昨年8月、経営統合に向け協議することで合意。統合方法や両社のブランドの扱いなどについて検討していた。
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