図解
※記事などの内容は2018年11月14日掲載時のものです
スルガ銀行が14日発表した2018年9月中間決算は、連結純損益が985億円の赤字(前年同期は211億円の黒字)に転落した。中間決算での赤字は01年9月期以来17年ぶり。審査書類の改ざんといった不正が横行していた投資用シェアハウス向け融資などで、貸し倒れに備えた引当金を大幅に積み増したため。
8月に公表した中間純損益予想(120億円の黒字)も大きく下回った。財務の健全性を示す連結自己資本比率は9月末時点で8.74%と、国内営業の銀行に求められる水準の2倍に当たる8%台を確保した。
19年3月期連結業績予想では、純損益を975億円の赤字(従来は250億円の黒字)に下方修正した。
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