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【図解・経済】完全失業率と有効求人倍率

完全失業率と有効求人倍率

求人1.20倍、46年ぶり下げ幅=失業率2.9%に上昇―宿泊・飲食など雇用悪化

※記事などの内容は2020年6月30日掲載時のものです

 厚生労働省が30日発表した5月の有効求人倍率(季節調整値)は1.20倍となり、前月から0.12ポイント低下した。過去2番目の落ち込みで、下落幅は第一次石油危機の1974年1月(0.20ポイント)以来46年ぶりの大きさ。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済活動の自粛で、宿泊・飲食業を中心に雇用情勢が一段と悪化している。
 総務省が30日発表した5月の労働力調査によると、完全失業率(季節調整値)は0.3ポイント上昇の2.9%となり、3カ月連続で悪化した。完全失業者数は前月比19万人増の197万人。新型コロナの影響で、解雇など事業主の都合による離職が増加した。 
 求人倍率は、ハローワークに申し込んだ求職者1人当たりの求人数。4月に緊急事態宣言が発令され、企業の求人を手控える動きが拡大し、有効求人数が過去最大の8.6%減となったことが響いた。ただ、宣言解除で、足元では「一部で(企業が求人抑制を)見直す兆しが見られる」(雇用政策課)という。

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