図解

【図解・経済】旅行大手の10連休の予約状況(2019年2月)

旅行大手の10連休の予約状況

10連休、「改元特需」=海外旅行の予約殺到-今年のゴールデンウイーク

※記事などの内容は2019年2月12日掲載時のものです

 10連休となる今年のゴールデンウイーク(GW)をにらみ、大手旅行会社に海外旅行の予約が殺到している。「1月下旬時点の予約数は昨年の2.5倍」(JTB)という盛況ぶりで、完売するツアーが続出。急きょチャーター便を確保して追加ツアーを組むなど、旅行業界は「改元特需」に沸いている。
 旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)では、GW中の海外旅行に1月中旬時点で昨年の3倍を超える予約が入った。例年のGW商戦は年明けから動き始めるが、今回は「昨年11月半ばに人気の渡航先がほぼ完売した」(広報室)。平日を挟まないため予定を立てやすく、早々に日程を決める動きが広がったようだ。
 HISによると、短期の休暇では敬遠されがちな欧米など遠隔地の予約が増えているのが今年の特徴。伸び率トップは前年比11倍のオーストラリア・ケアンズで、これに米国のニューヨークとロサンゼルスがそれぞれ7倍で続く。期間が長いこともあり価格は昨年と比べ高めだが、人気ツアーは「追加募集してもすぐに枠が埋まる状況」(同)が続いている。
 JTBでも欧米豪向けツアーが活況なほか、香港や台湾などへのクルーズ船ツアーで完売が相次いでいる。通常、クルーズ船ツアーの客はシニア層が大半を占めるが、今回は異例の長期休暇とあって、「ファミリー層の予約が増えている」(広報室)という。
 日本旅行は1月下旬時点で3.6倍の海外旅行の予約を受け付けた。降って湧いた商機を逃すまいとイタリアやスペインといった今年人気の高い欧州方面や、ハワイなど定番リゾート地に向かう追加ツアーの手配を急ピッチで進めている。 

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