図解

【図解・経済】既卒、新卒者の内定率推移(2018年10月)

既卒、新卒者の内定率推移

既卒者の内定率伸びず=新卒は絶好調-マイナビ調査

※記事などの内容は2018年10月29日掲載時のものです

 就職・転職情報サービスのマイナビ(東京)がこのほど公表した2018年度就職活動調査によると、大学や大学院を卒業、修了後、おおむね3年以内の「既卒者」の内定率は45%と、過去3年並みの水準にとどまった。新卒者の内定率が上昇を続け、8月末時点で83.4%に達したのと対照的な傾向を示した。
 既卒者に対する調査は9月13日~10月1日、マイナビの会員を対象に実施し、269人から回答を得た。
 調査を開始した12年の同時期、既卒者の内定率は23.6%。今年はその約2倍となっているが、15年以降はほとんど伸びていない。一方、12年に60.5%だった新卒者の内定率はほぼ一貫して上昇し、現役学生では「売り手市場」の傾向が強まっている。
 マイナビは「(企業側の)新卒学生と既卒者の垣根は徐々に低くなっている」とみているが、「1回失敗しているので、納得できる仕事をすることへのこだわりが強い」と、既卒者の内定率が頭打ちになっている理由を分析している。
 既卒者のうち半数超は、在学中に内定を得たものの再び就職活動を始めた人たち。在学中の就職活動の反省点を聞くと「自己分析が不十分だった」(51.3%)、「業界研究・企業研究が不十分だった」(40.7%)との回答が上位を占めた。 

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