図解
※記事などの内容は2017年2月22日掲載時のものです
2018年春卒業予定の大学生の就職活動が、経団連の指針で会社説明会が解禁される3月1日から、本格的にスタートする。今年も多くの企業が6月上旬に事実上の内定(内々定)を出すとみられ、昨年と同様に短期決戦となりそうだ。
人手不足を背景に、昨年は企業側の採用意欲が高く、必要な採用数を確保できなかったところも少なくないとされる。就職情報大手マイナビ(東京)の吉本隆男編集長は今年の就職戦線について「企業側は昨年以上に前のめりになる」と話し、学生側にさらに有利な「売り手市場」になると指摘する。
就活のスケジュールをめぐっては、経団連の指針で16年卒から、会社説明会が3月、筆記試験や面接などの選考活動が8月の解禁となった。しかし、就活の長期化による学業への悪影響を懸念する声が高まり、17年卒から説明会は3月に据え置く一方、選考の解禁は6月に前倒しされた。18年卒の就活も17年卒と同様のスケジュールで進むことになる。
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