南アの韋駄天 ウェード・ファンニーケルク 写真特集

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 世界陸上男子400メートルで2連覇したウェード・ファンニーケルク(南アフリカ)。記録は43秒98=2017年8月8日、ロンドン【時事通信社】
 ボルト(ジャマイカ)引退後の陸上界を支えるスターとして注目されるファンニーケルクが、まず1冠を達成した。男子400メートル決勝に臨み、ただ一人43秒台を出して快勝。タイムこそ自身の持つ世界記録43秒03に遠く及ばなかったが、「タイトルを取れて素晴らしい。ファンが楽しんでくれたことを願うよ」とほっとした様子で語った。
 昨年のリオデジャネイロ五輪で、マイケル・ジョンソン(米国)の世界記録を17年ぶりに更新した25歳の独壇場だった。スタートから終始先行し、残り150メートルで一段とギアアップ。気温が低く「ウオーミングアップに苦労した」と状態は万全ではなかったが、最後の直線まで力強さを示した。
 陸上選手の両親の間に生まれ、飯塚翔太(ミズノ)が優勝した2010年世界ジュニア選手権200メートルで4位。その後成長を続けて世界トップに立ち、ボルトからは「彼が陸上界を引き継ぐだろう」と主役候補に挙げられる。
 リオ五輪後の背中の故障を克服して挑む今大会の目標は、もともと専門だった200メートルとの2冠。達成すればジョンソン以来2人目になる。「200はとても楽しみ。あすの準決勝に向け、体の回復がとても大切」と肝に銘じた。

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