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野球の国・地域別対抗戦、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝で敗れた日本代表「侍ジャパン」が23日、米国から帰国し、東京都内で記者会見した小久保裕紀監督は「世界一奪還を達成できず、悔しさはある。代表監督はやさしいものではなかった。球界を引っ張るという使命感でやってくれた選手に感謝する」と語った。
2大会ぶりの優勝を目指し、1、2次リーグを6戦全勝で突破。しかし米ロサンゼルスでの準決勝で米国に1―2で敗れ、「最後の最後まで何が起きるか分からないと思っていた。打線は1点差以上の差を感じた」と振り返った。
小久保監督は今大会で退任する意向を表明。野球は2020年東京五輪で復帰することもあり、「今回の選手はまだ若い。日本球界をけん引し、目標を高くやってほしい」とエールを送った。