スクロールで次の写真へ
南シナ海・西沙(英語名パラセル)諸島のウッディー(中国名・永興)島の衛星写真。写真左は2012年12月撮影、同右は17年1月28日撮影[CSISアジア・マリタイム・トランスペアレンシー・イニシアチブ/デジタルグローブ提供]【時事通信社】
【ワシントン時事】米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は17年2月8日、人工衛星画像に基づき、中国が実効支配する南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島で進める軍事化の最新状況を公表した。同諸島で最大のウッディー(中国名・永興)島では16年にミサイルが配備されるなど、軍事拠点化が特に進んでいる。
CSISによると、中国は西沙諸島の3島に軍民の艦船多数が停泊できる港湾、4島に小規模な港湾を整備。さらに1島でも港湾建設を進めている。5島にヘリコプター発着場が設けられ、うち1島には本格的なヘリ基地がある。ウッディー島に配備された地対空ミサイル設備に関し、CSISは「(16年)7月に運び出されたと報じられたが、まだ島の北岸沿いにあるようだ」と分析。同年半ばの対艦巡航ミサイル試射で使われた発射設備は、まだ残っているかはっきりしないという。