タイの洪水で北部から流れ込み、首都バンコク中心部に近い運河沿いで停滞している大量の水は2011年11月13日、新たにポンプを増設して排水を進めたことなどから、水位が下がり始めた。政府内では洪水がバンコク都心部に到達することはないとの楽観論も出始めている。洪水が都心部に向かう流路となっている3本の幹線道路の一つでは、大型ポンプ数台が増設され、排水のペースが上がった。このため、道路にたまった水が減少した。前日まで冠水していたチャトチャック市場前の道も、一部で乾いた路面が見え始めた。写真はバンコク市内のラートプラーオ地区で冠水した道路をゴムボートで移動する人。水面下には道路の白線が見えており、ここの水位も10センチ前後しかない(2011年11月13日) 【AFP=時事】
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