タイの洪水は2011年11月5日、北部から押し寄せる大量の水がバンコク中心部に向けて南下を続け、先端は高架鉄道最北端の駅前に達した。スピードは落ちているものの、着実に都心部に近づいており、繁華街やビジネス街でも警戒が強まっている。写真は、浸水したバンコクの高架鉄道モーチット駅前の道路。
大量の水は、冠水した北部ドンムアン空港方向から主に3本の幹線道路を伝って都心部方向に浸水地域を拡大している。数日前までは1日に2、3キロのペースだったが、その後1キロ程度に減速した。高架鉄道と並走する道路では、終点駅のモーチット駅下の路上で深さ10~20センチの水がたまり始めた。同駅は高架式のため影響は受けていない。行政当局によると、高架鉄道は路面からの水深が1.6メートル以下なら運行に支障はないという(2011年11月05日) 【時事通信社】
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