タイ洪水2011 写真特集

 タイを襲った大洪水は2011年10月25日、首都バンコク中心部に近い西部のバンプラット地区でチャオプラヤ川にそそぐ運河が氾濫するなど、浸水被害が拡大した。タイ北部から押し寄せた大量の水が首都中心部一帯まで迫り、緊迫した情勢が続いている。写真は、バンコク市内のチャオプラヤ川に近い地域の浸水した店舗。
 タイ政府は25日の閣議で27~31日を休日とすることを決定。この期間はタイ湾の海面が上昇する大潮になることから、チャオプラヤ川が氾濫する恐れがあり、当局や市民は警戒を強めている。川の西岸のバンプラット地区は、政府が浸水防止に全力を挙げる官庁街ドゥシット地区の対岸に位置する。チャオプラヤ川と、そこから西へ300~400メートル離れた幹線道路に挟まれた集落にある多くの民家が床上浸水していた。軍が出動し、住民多数がトラックに分乗して自宅を離れた(2011年10月25日) 【AFP=時事】

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