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大地震に襲われたトルコ南部アンタキヤで、崩壊した建物のがれきの中から犬が地震発生から約3週間ぶりに救助された。地元メディアが2日、報じた。
地元当局の救助隊により救出され、動物保護団体に引き渡されたという。
デミルオレン通信(DHA)が公開した映像では、救助隊員らが2枚の巨大コンクリート板の間に入り、閉じ込められていた犬に向かって呼び掛けていた。隊員の一人は「おいで。いい子だ」「よくできた」と声を掛けた。その後、警戒しつつも元気そうな犬が隊員に抱きかかえられ、水をもらう様子が映されていた。
地元住民の一人は、DHAに対し「人間だろうと動物だろうと全ての生き物が大切だ」と語った。