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クルド自治政府当局に解放され、イラクから帰国して記者団の質問に答えるフリージャーナリストの常岡浩介さん=2016年11月8日、成田空港【時事通信社】
イラク北部のクルド自治政府当局に一時拘束され、解放されたジャーナリスト常岡浩介さん(47)が8日、帰国した。成田空港で取材に応じた常岡さんは、「イスラム国」(IS)メンバーと疑われ拘束されたと明らかにし、「疑いを晴らしたい」と述べた。
常岡さんの説明によると、拘束されたのは10月27日。戦闘地域に近い検問所で所持品を検査された際、過去にIS関係者から入手したキーホルダーと、IS幹部と一緒に撮影したスマートフォンの写真が見つかり、手錠を掛けられた。取り調べを受けたが、日本大使館の関与で刑事処分保留のまま釈放され、国外退去となったという。
常岡さんは特段、やつれた様子などはなく、「このたびはお騒がせし申し訳ありません」と頭を下げた。「IS関係者の疑いを持たれたままだと再入国できないだろうが、またクルド人地域を取材したいので、疑いを晴らしたい」と話した。