「獲った」「逃した」三冠王 写真特集

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            「逃した」 阿部慎之助(巨人)


  2012年、巨人の阿部にセ・リーグ三冠王のチャンスがあった。9月30日の時点で、打率は2位坂本勇人(巨人)に3分以上の差をつけて首位。打点もただ一人100の大台に乗せていた。あとは本塁打。残り4試合でトップのバレンティン(ヤクルト)に3本差と、状況は楽ではなかったが、阿部の力をもってすれば可能な数字のように思えた。だが、そこから1本も伸びず、逆に差は4本に。「巨人軍史上最高の捕手」と言われる阿部の打力でも届かぬほど、三冠王への道のりは高く、険しいものだった。

  三冠王とは言うまでもなく、打率、本塁打、打点の主要タイトルを同一1シーズンで獲得した打者をたたえる言葉。確実性、長打力、好機に強い勝負強さという要素を併せ持つ、打者の理想像とされる。日本のプロ野球でこの称号を得たのは過去に7人(11度)。落合博満(元ロッテ)のように3度達成した剛の者もいる。逃した打者は数知れず。1打点差、3厘差で涙をのんだ例もあった。三冠王をめぐる悲喜こもごものドラマを、時事通信社の報道写真とともに振り返る。 【時事通信社】

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