登山家・田部井淳子さん 写真特集

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 女性として世界で初めてエベレスト(チョモランマ)登頂に成功。帰国し、出迎えの娘・教子ちゃんを抱える田部井淳子さん(中央)=1975年6月8日、東京・羽田空港【時事通信社】

 1975年に女性で初めて世界最高峰エベレスト(8848メートル)に登頂した登山家の田部井淳子(たべい・じゅんこ)さんが20日午前10時、腹膜がんのため埼玉県川越市の病院で死去した。77歳だった。福島県出身。
 昭和女子大を卒業後、社会人の山岳会で本格的に登山を始め、69年に女子登攀(とうはん)クラブを設立。70年にアンナプルナIII峰(7555メートル)に日本女性として初めて登頂。75年、日本女子登山隊の副隊長としてエベレストに挑み、女性で世界初の登頂者となった。
 81年にも女性として初めてシシャパンマ(8027メートル)の登頂に成功。また、85年キリマンジャロ(タンザニア)、87年アコンカグア(アルゼンチン)、88年マッキンリー(米国)、91年ビンソンマシフ(南極)と各大陸の最高峰の頂上を次々と踏み、92年のカルステンツ・ピラミッド(インドネシア)、エルブルース(ロシア)登頂によって女性で世界初の7大陸最高峰登頂者となった。
 エベレストのごみ問題をテーマに研究を進め、2000年に九州大大学院の博士課程を修了。07年には環境保全功労者として環境大臣賞を受賞した。

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