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戦前戦後を通じて活躍し、「かえり船」などのマドロス歌謡で知られた歌手の田端義夫(たばた・よしお、本名田畑義夫=たばた・よしお)さんが25日、東京都内の病院で死去した。94歳だった。三重県出身。
1939年、「島の船唄」でデビューし、「大利根月夜」がヒット。終戦後は、船員や水兵を歌うマドロス歌謡で戦後三羽がらすの一人として人気を集めた。バタヤンの愛称で親しまれ、映画にも出演。62年には奄美大島の新民謡「島育ち」を歌って注目され、翌年のNHK紅白歌合戦に出場した。
その後も次々新曲を出し、録音した曲数は約1200曲に及び、気さくな人柄と共に愛された。5月には田端さんの人生を描いたドキュメンタリー映画「オース!バタヤン」の公開と、本人の語りも入ったベストアルバムの発売が決まっていた。 【時事通信社】