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黒海沿岸のロシア南部クラスノダール地方を襲った豪雨による洪水で、警察当局などによると死者は2012年7月8日までに171人、被災者は1万2000人以上に上った。同地方のトカチョフ知事は9日を服喪の日とすることを決めた。インタファクス通信が伝えた。写真はクルイムスクで、洪水で流された車が家の門を塞いでしまい、そのの下をくぐって出ようとする男性。
プーチン大統領は7日、現地に向かい、ヘリコプターから被災地を視察。6日夜に洪水が市街地に押し寄せた様子の説明を受けると「津波のようだ」と印象を語った。プーチン氏は地元当局に対し、今回の洪水の調査に当たる大統領直属の委員会に協力するよう要請した。被害状況の把握や被災者救済などの対応に大統領自ら乗り出した形で、同地方で2014年に控えるソチ冬季五輪への影響を食い止めたい考えとみられる。
非常事態省によると、被害が最も大きいクルイムスクだけで4600棟が浸水している。一方、警察当局は治安対策として被災地を巡回。これまでに略奪の疑いで住民2人を拘束した(2012年07月08日) 【EPA=時事】