パキスタン・バハワルプルで発生したタンクローリーの炎上事故で焼け焦げたバイク=2017年6月25日 【EPA=時事】
パキスタンからの報道によると、中部パンジャブ州バハワルプルで25日朝(日本時間同日午前)、タンクローリーが横転して爆発・炎上し、少なくとも143人が死亡、約250人が負傷した。犠牲者の多くは焼死という。死者数はさらに増える恐れがある。
AFP通信によると、タンクローリーは石油約4万リットルを積み、南部カラチから東部のラホールへ向かっていた。速度超過やタイヤの破裂が事故原因と伝える情報もある。
地元警察当局者は「横転から約10分後にタンクローリーが爆発し、巨大な火の玉が人々を包んだ。漏れ出した積み荷の石油をかき集めようとバケツなどを手に集まってきた人たちが犠牲になった」と説明した。
現場付近で数人が喫煙する姿を目撃した人もいる。漏れた石油に引火して一気に炎上し、被害が拡大した可能性がある。
現場付近の病院にはやけどを適切に治療できる担当者がいない。パキスタン軍は負傷者を搬送するため、ヘリコプター4機を出動させた。シャリフ首相は哀悼の意を表し、「全面的な医療支援」を負傷者に提供するようパンジャブ州政府に指示した。