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岐阜県の重要無形文化財「本美濃紙」を使用した作品。見る場所により和紙の表情に変化が生まれ、訪れた人も長い時間見入っていた=2016年9月1日、東京都港区【時事通信社】
【Paper Garden】スイスと日本のデザイナーが性質の異なる和紙を用いて光の空間を表現するイベント「Paper Garden」が2016年9月、東京・南青山で開催された。スイスのデザイナーは本美濃紙を使用。上から吊るし折り方に丸みを持たせるなどし、葉や自然を表現した。日本のデザイナーは壁面を活用し、赤と緑を基調とする色鮮やかな空間を演出。和紙のテープで多層な光と影を生み出した。
デザイナーらが「気持ち良い光を感じられる空間を作りたかった」と話すように、会場に足を踏み入れると、穏やかでどこか温かな空間が広がった。この日、会場には古田肇・岐阜県知事も訪れ、本美濃紙の魅力をアピール。スイスのデザイナーは「伝統的な技術を知りたいなら、まず人に出会うこと。違った国の人と出会うことが(デザインの)融合につながる」と述べた。