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広島県沖の瀬戸内海で海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」(全長178メートル)と釣り船「とびうお」(同7.6メートル)が衝突し、2人が死亡した事故で、輸送艦が衝突直前に汽笛を5回鳴らす警告信号を発していた可能性があることが1月17日、関係者への取材で分かった。
第6管区海上保安本部(広島市)は乗員の事情聴取を続けており、輸送艦が釣り船の存在を把握した時期や回避措置が適切だったか調べる。
輸送艦と釣り船は15日午前8時ごろ、同県阿多田島の東方沖で衝突。釣り船は転覆し、投げ出された船長の高森昶さん(67)と客の大竹宏治さん(66)が死亡、他の2人は救助され無事だった。
救助された寺岡章二さん(67)は「衝突直前に汽笛を5回聞き、輸送艦の接近に気付いた」と証言。現場付近にいて船で救助に駆け付けた男性会社員(34)は、午前8時ごろ汽笛を5回聞いて振り返ると、釣り船が転覆しているのに気付いたという。
写真は、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」と衝突した釣り船「とびうお」を実況見分する第6管区海上保安本部の係官ら(広島市)(2014年01月17日) 【時事通信社】