北朝鮮の核実験 写真特集

 北朝鮮の朝鮮中央テレビは6日正午(日本時間0時半)、同日午前10時(同10時半)、初の水素爆弾実験を行い成功したとする政府声明を発表した。核実験の実施は2013年2月以来4回目。場所は北朝鮮北東部の咸鏡北道・吉州郡の北方49キロ地点。菅義偉官房長官はこれに先立ち記者会見で、「北朝鮮による核実験の可能性もある。情報収集、分析を行っていく」と述べた。
 震源地は豊渓里核実験場の近く。米地質調査所によれば、北朝鮮の核実験施設から30キロの範囲内。日本の気象庁はマグニチュード(M)5.1で深さはごく浅いとしている。韓国政府関係者は「核実験かどうか確認中」と述べた上で、「核実験なら、国連安全保障理事会の会議を招集しなければならない」と強調。米国、中国などと緊密に連携を図っていく考えを示した。韓国外務省は、人工地震の情報を受け、尹炳世外相主宰の緊急対策会議を開催。また、韓国大統領府は国家安全保障会議(NSC)を開いた。
 画像は、実験による地震の震源地を示した地図〔米地質調査所提供〕 【EPA=時事】

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