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北朝鮮西部・東倉里の西海衛星発射場から打ち上げられた「光明星3」2号機。衛星管制センターのモニター画面に写し出された。朝鮮中央通信が配信した。
北朝鮮は12月12日午前9時49分ごろ、「人工衛星」の打ち上げと称して準備を進めていた長距離弾道ミサイルを発射した。日本政府などによると、ミサイルは西部の東倉里の発射場から発射され、黄海上空から10時1分に沖縄上空を通過。10時5分にフィリピンの東約300キロの太平洋上に落下した。沖縄県の全自治体には全国瞬時警報システム(Jアラート)で通報された。自衛隊の破壊措置は発動されなかった。日米韓はミサイル発射に強い態度で臨む方針で、北朝鮮をめぐる東アジア情勢は再び緊張局面を迎えた。
北朝鮮による長距離ミサイル発射は今年4月以来。北朝鮮は金日成主席生誕100周年の今年を「強盛国家元年」としている。17日には金正日労働党総書記の一周忌を控えており、体制強化のためにミサイル発射にこだわってきた。
日米韓はミサイル発射を弾道ミサイル関連活動を禁じた国連安保理決議違反として提起する方針。北朝鮮はこれに強く反発するとみられる。16日には衆院選、19日には韓国大統領選が予定されており、こうした選挙の動向にも影響を与える可能性がある(2012年12月12日) 【朝鮮通信=時事】