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ボクシング界史上屈指の好カードとして注目された世界ウエルター級王座統一戦12回戦は2日、米ネバダ州ラスベガスで行われ、世界ボクシング協会(WBA)、世界ボクシング評議会(WBC)王者のフロイド・メイウェザー(38)=米国=が、世界ボクシング機構(WBO)王者のマニー・パッキャオ(36)=フィリピン=を3―0の判定で下し、王座を統一した。
無敗で世界5階級制覇を果たしているメイウェザーは1996年10月のデビュー以来、48戦全勝(26KO)の戦績。フライ級から6階級制覇を果たしたパッキャオは57勝(38KO)6敗2分けとなった。
試合はパッキャオが攻め、メイウェザーが相手のパンチをかわしながら、スキを見て有効打を狙う展開。手数で上回るパッキャオがラッシュする場面が何度かあったが、相手のうまい防御の前に決定的なパンチが決まらず、メイウェザーはジャブやカウンターを効果的に当ててポイントを稼いだ。判定は意外に差がつき、ジャッジ1人が118-110、2人が116-112だった。
勝ったメイウェザーが「パッキャオはすごいファイターでタフな相手だったが、こちらは頭脳的なアウトボクシングができた」と振り返る一方、パッキャオは「彼はよく動き回っていたが、パンチは強くなかったし、何もしていない。当然自分が勝ったと思った」と結果に納得できない表情で語った。
かねて実現が期待されていた対戦は大きな関心を集めた。入場券は瞬時に売り切れ、両選手のファイトマネーの合計は300億円を超えると伝えられている。
「世紀の戦い」を制したメイウェザーはチャンピオンベルトを手に、勝利を喜んだ(2015年05月02日) 【AFP=時事】