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次男が窃盗容疑などで逮捕された事件を受け、TBS系の報道番組を降板したタレントのみのもんたさん(写真)が10月26日、東京都内で記者会見した。みのさんは冒頭、「私のことで世間を騒がせて申し訳ありません」と謝罪。時折涙を見せつつ、「親として道義的な責任を感じる。自分にとって一番苦しい選択をしようと思い、報道番組を降りることにした」と説明した。
みのさんは「報道番組には憧れがあり、その一員になれたことに喜びも感じていた」とした上で、「それを真っ向から否定しなければいけない今度の事件が起き、悔しいです」と涙ぐんだ。
また、日本テレビ系の「秘密のケンミンSHOW」と文化放送のラジオ番組には降板を申し入れたものの、今後も出演を続けるといい、「しゃべるのは私の天職。命懸けて追求していきたい」と強調した。
一方、次男に関しては、「30歳を過ぎて家庭や仕事もある社会人である我が子が、こんなことをしでかして、『何で』という気持ちが強かった。バカ息子が…」とコメント。「育て方が厳し過ぎた。何でも話せる親子ではなかったかもしれない」などと振り返り、「(亡くなった)女房と懸命に育ててきたけれど、何かが間違っていた。(息子を)不完全な形で世の中に送り出してしまったのは親の責任」と肩を落とした。
以前、自身と子供は「別人格」と発言したことにも触れ、「『(次男の事件と)僕の仕事と何か関係あるのか?』といった思いが強かった。しかし、完膚無きまでに自分の考えが間違っていることが分かった」と語った。
会見の最後に、次男に対して言いたことを質問されると、みのさんは「バカヤロー」と一喝した(2013年10月26日) 【時事通信社】