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インカ時代に建造されたとされる謎多きマチュピチュ。スペイン人によるインカ侵略の際、数多くの遺跡が破壊されたが、標高2400メートルのジャングル奥地にあったマチュピチュは、征服者の目から逃れることができた。
インカ帝国最後の都であったと言われる謎の都市「ビルカバンバ」を探していた米歴史学者ハイラム・ビンガム博士によって1911年、草に覆われていたマチュピチュが発見され、約400年ぶりにその雄姿を現すことになった。
上空からしか確認できないということから「秘密都市」「空中都市」などと呼ばれているマチュピチュ。2007年には、新・世界七不思議にも認定され、観光客はさらに増え続けているという。(2012年07月06日) 【時事通信社】