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メッサーシュミットBf109G-6
第2次世界大戦でドイツの主力単座戦闘機となったメッサーシュミットBf109は、1935年の初飛行から45年のドイツ敗戦までの間に3万3000機余りが生産された。低翼単葉、全金属製セミモノコック構造、引き込み式主脚、密閉式キャノピーなど、近代的な戦闘機の標準スタイルを確立した機体で、格闘性能よりも速力や上昇力を重視した先進的な思想で設計された。
写真は、Bf109シリーズの中で最多の1万2000機以上が生産されたG-6型。全長9メートル、全幅9.9メートル、離昇出力1475馬力ダイムラーベンツDB605Aを搭載し、最大速力は時速630キロに達した。武装は胴体前部上面に2丁の13ミリ機銃を搭載したほか、20ミリ機関砲1基をエンジンの中心部に備え、プロペラ軸を通して弾丸を発射した。写真の機体は戦後に復元されたものだが、スペインでBf109をライセンス生産したイスパノHA1112のフレームに、スウェーデン製のDB605エンジンを搭載し、オリジナルに近い仕様となっている(2000年06月08日) 【AFP=時事】