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韓国国会立法調査処は29日、北朝鮮で今後、金正恩朝鮮労働党委員長の妹、金与正氏に「後継者」としての地位が付与される可能性があるとの分析報告書を発表した。与正氏は3月に個人の名義で談話を公表するなど存在感を高めており、正恩氏の健康不安説が広がる中でその役割に注目が集まっている。
党第1副部長の与正氏は党中枢の組織指導部を統括しているとされる。今月11日の党政治局会議では政治局員候補に復帰し、報告書は「『党中央(後継者)』の役割を果たしており、(金一族を意味する)『白頭血統』の後継者としての地位へ拡大する可能性がある」と分析した。(2020年04月29日)