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2001年12月22日、鹿児島県奄美大島沖で発生した「北朝鮮工作船事件」。中国漁船に偽装した工作船は、海上保安庁の巡視船による停船命令や船体射撃を無視して逃走。接近した巡視船に対し、自動小銃やロケットランチャーによる攻撃を始めたため、巡視船「あまみ」「いなさ」が正当防衛射撃を実施し応戦した。その後、工作船は自爆とみられる爆発を起こし沈没した。この銃撃戦で巡視船「あまみ」の海上保安官3人が負傷。工作船の乗組員10人(推定)は死亡した。
工作船は、沈没から約9カ月後に海底から引き揚げられ、搭載されていた小型舟艇をはじめ、銃器や手りゅう弾、「金日成バッジ」など北朝鮮国籍を裏付ける証拠品約1000点を押収した。
生々しい銃撃戦の跡を残す工作船は、04年から第3管区海上保安本部横浜防災基地に設けた「海上保安資料館横浜館」(工作船展示館)で一般公開している。(横浜市)(2013年06月撮影) 【時事通信社】