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韓国沖で2014年4月に起きた客船セウォル号沈没事故をめぐり、当時の朴槿恵大統領(収賄罪などで公判中)への報告回数などを捏造(ねつぞう)したとして、虚偽公文書作成罪などに問われた元大統領秘書室長の金淇春被告に対し、ソウル中央地裁は14日、懲役1年、執行猶予2年の有罪判決を言い渡した。
セウォル号事故では、発生直後に朴大統領の所在が長時間不明だったことが問題視された。判決によると、金氏は所在不明の事実を隠すため、事故当日に大統領がまともに報告を受けなかったにもかかわらず、国会には「随時報告していた」と虚偽の事実を伝えた。