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熊野古道は、熊野三山に参るための道で、京都をはじめ、全国各地から紀伊半島南東部の熊野へと向かう経路として、いくつかの道が開かれた。今回訪れた「曽根次郎坂・太郎坂」は、三重県尾鷲市と熊野市の市境である甫母峠(ほぼとうげ)を越える古道。この峠は中世には志摩と紀伊の国の境界であり、曽根次郎・太郎という名称は自領(志摩)と他領(紀伊)がなまったもの。甫母峠より北(尾鷲市)が次郎坂、南(熊野市)が太郎坂である。全長約5km、約2時間の道のり。今回は次郎坂側から登り、太郎坂側に下った。
写真はスタート地点となった賀田(かた)港(三重県尾鷲市曽根町)を次郎坂登り口から見下ろしたところ(依田直哉撮影)(2010年11月18日) 【時事通信社】