時事通信社が選ぶ10大ニュース(2009年)特集

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【国内1位】
民主圧勝、政権交代。社民・国民新と連立

 麻生太郎首相(当時)は7月21日に衆院を解散。第45回衆院選が8月30日投開票され、官僚主導の政治打破を掲げた民主党は過半数(241議席)を大きく上回る308議席を得て圧勝した。「実績」と「責任」を前面に、公明党との連立継続を訴えた自民党は、公示前の300議席から119議席に激減する結党以来の歴史的大敗を喫し、戦後初めてとなる、野党第1党が単独過半数を獲得しての政権交代が決まった。参院で過半数にない民主党は政権基盤の安定化のため、社民、国民新両党に政権協議を申し入れ、連立政権樹立で合意。民主党の鳩山由紀夫代表は9月16日の衆参両院本会議で、第93代、60人目の首相に選出され、3党連立の鳩山内閣が発足した。社民、国民新両党からは、党首が入閣した。
 写真は、衆院本会議で首相に指名され、一礼する民主党の鳩山由紀夫代表(中央)=8月16日、東京・国会内 【時事通信社】

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