北海道釧路市の「釧路コールマイン」は、日本で唯一、営業採炭を続ける炭坑。坑道は釧路市外から緩傾斜で太平洋下に続き、海底の約320メートル地下で機械掘削による「長壁式採炭法」を用いている。年間採炭量はおよそ70万トンで、主に火力発電所の燃料として使用されている。写真は採掘現場に向かう「人車」に乗り込む作業員。閉山した旧太平洋炭砿を引き継いだ釧路コールマインは、国の「産炭国石炭産業高度化事業」を受託して石炭の採掘を行う、坑内堀りでは国内唯一の炭鉱。3交代制で24時間採炭が行われている(2007年11月24日) 【PANA=時事】