北アイルランド 紛争の歴史  写真特集

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北アイルランド紛争

 英領北アイルランドで1960年代後半から続いた、英国への帰属維持を望むプロテスタント系「ユニオニスト」と、アイルランドとの南北統一を求めるカトリック系「ナショナリスト」による紛争。激しいテロや抗争で3500人以上が死亡した。
 98年4月に成立した和平合意をきっかけに紛争は終結した。合意には北アイルランド自治議会の設立、対立する両派が参画する自治政府の創設、帰属を巡る将来の住民投票の実施とそれまでの現状維持などが盛り込まれた。(時事)
 〔写真〕後に「血の日曜日事件」として知られることになる、英軍によるデモ弾圧。1972年1月30日、北アイルランド第2の都市ロンドンデリーのカトリック系住民が多いボグサイド地区で発生。公民権を求めるデモ行進に英軍の空挺(くうてい)隊員が発砲し、その場で13人を殺害、後に1人が亡くなった。 【AFP時事】

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