日本人人質事件~過激派組織「イスラム国」~ 写真特集

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 過激組織「イスラム国」を名乗るグループが31日夜(日本時間2月1日早朝)、フリージャーナリストの後藤健二さん(47)=仙台市出身=を殺害したとする映像をインターネット上で公開した。菅義偉官房長官は記者会見で「(後藤さん本人の)可能性が高いと判断している」と述べた。日本はヨルダン政府に協力を求め、後藤さん解放を目指してきたが、事件は最悪の結末を迎えた。
 映像では、オレンジ色の服を着てひざまづく後藤さんとみられる男性が映され、ナイフを持って立つ黒い覆面姿の男が安倍晋三首相を呼び捨てにして「勝ち目のない戦争に参加するというお前の無謀な決断のために、このナイフは後藤を殺すだけでなくお前の国民がどこにいようとも虐殺をもたらすだろう。日本の悪夢を今始めよう」などと語っている。
 写真は、「イスラム国」とされるグループが投稿した後藤健二さんとみられる映像の一部(インターネットの投稿映像から)【時事通信社】

 【イスラム国】イラクとシリアをまたいで活動するイスラム教スンニ派の過激派。2003年のイラク戦争後、無差別攻撃を繰り返してきた国際テロ組織アルカイダ系の流れをくみ、04年にイラク旅行中の香田証生さんを殺害した「イラクの聖戦アルカイダ組織」出身者らで構成される。かつては「イラク・イスラム国」と呼ばれた。
 シリアが内戦状態に陥った11年以降、シリアでの勢力拡大を画策。シリアやレバノンを含む地中海東岸地域を指す「レバント」を名称に加えた「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」や「イラク・シリアのイスラム国家(ISIS)」と称したが、14年6月にイラク第2の都市モスルを制圧後、イラクとシリアの国境地帯にイスラム国家の樹立を宣言して、名称を「イスラム国」に改めた。

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