陸上七種競技 ヘンプヒル恵 写真特集

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 来春アトレに入社することが決まり、記者会見で決意を語る陸上女子七種競技のヘンプヒル恵=2018年12月3日、東京都豊島区【時事通信社】
 陸上の女子七種競技で日本歴代2位の5907点の記録を持つヘンプヒル恵(22)=中大=が、JR東日本グループで駅ビルの運営などを手掛けるアトレに来年4月1日付で入社することが決まった。同社が陸上選手を採用するのは初めて。故障からの完全復活を期し、2020年東京五輪を目指して新たな環境でスタートする。
 京都府京田辺市出身で、米国人の父と日本人の母を持つハーフ。中学、高校、大学と各世代で全国制覇を遂げ、日本選手権は19歳で初出場した15年から昨年まで3連覇。ハードルと走り幅跳びを得意とし、華やかな容姿を備えるホープとして早くから注目されてきた。
 だが、昨年8月に左膝前十字靱帯(じんたい)断裂などの重傷を負い、手術を経験。約3カ月間はジョギングすらできなかった。今季は日本一を逃し、ジャカルタ・アジア大会も6位。「勝っている自分を想像できなかった。すごく苦しかった」
 再起に向けて冬季は米国合宿を行い、男子十種競技でロンドン、リオデジャネイロ両五輪金メダルのアシュトン・イートン(米国)が師事したコーチの指導を受ける。「本気で体を動かしてキャパシティーを広げたい」。筋力トレーニングにも取り組み、投てき種目の向上をテーマに掲げる。
 アトレでは社員として勤務しながら、遠征費など競技面のサポートを受ける。「他の日本選手に先に6000点台を出されるのはプライドが許さない。本気で6300点を狙いに行く」。5962点の日本記録を大幅に塗り替え、世界へ羽ばたく姿を思い描く。(2018年12月07日)

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