1959(昭和34)年9月21日、マリアナ諸島東海上で発生した台風15号(伊勢湾台風)は、中心気圧895ヘクトパスカルを記録、猛烈な勢力を維持しながら26日夕方に和歌山県に上陸、本州を縦断して日本海に抜けた。大雨と暴風、高潮などにより紀伊半島沿岸一帯と伊勢湾岸では大きな被害を受け、特に愛知県では名古屋市や知多半島で大規模な浸水が発生、死者・行方不明者は3300人以上に達した。また、三重県、奈良県など被害は広範囲にわたり、全国での死者は4697人、行方不明者も401人に上った(1959年09月27日) 【時事通信社】
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