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アルペンスキー男子の王者として君臨してきたマルセル・ヒルシャー(30)が4日、母国オーストリアのザルツブルクで記者会見し、現役引退を表明した。欧州の各メディアが報じた。若い頃から各地を転戦してきたことによる心身の過労などを理由に挙げた。
技術系種目の回転と大回転が専門のヒルシャーはワールドカップ(W杯)で史上2位の通算67勝をマークし、昨季まで8季連続で総合制覇。世界選手権でも何度も頂点に立ち、昨年の平昌五輪では悲願の五輪金メダルを獲得してアルペン複合と大回転の2冠を達成した。
引退を惜しむ声もある中、ヒルシャーは「勝っている時にやめたいとずっと思っていた。常に全力で臨み努力してきたが、もう代償を支払うことはできない」と述べた。