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「中国一の金持ち村」として有名な江蘇省江陰市華西村に建設された超高層ビルに飾られている黄金製の牛の像。重さは約1トン。超高層ビルは、高さ328メートルの74階建て。30億元(約360億円)をかけ、建村50周年に合わせ建設された。
同村は、村の共産党委員会書記が村民を率いて金属製品工場を設立。大胆な取り組みは成功し、次々と企業がつくられた。収入が増え生活水準が飛躍的に向上した村民は、豪華な戸建て住宅やマンションに住み、マイカーを所有している。村は周辺の20村を吸収し、人口は3万人を超えた。主要産業の鉄鋼、繊維に加え、観光業にも力を入れており、ハイテクを駆使した観光果樹園などレジャー施設も急増中で、村はリッチな街並みの「新農村」への観光を国内外にアピールしている(2011年10月08日) 【EPA=時事】