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大相撲初場所限りで引退して年寄「武隈」となった元大関豪栄道(33)=本名沢井豪太郎、大阪府出身、境川部屋=が29日、東京・両国国技館で会見し、「自分の中でやり切った気持ちがある。今は満足している」と心境を述べた。
9度目のかど番だった初場所の12日目に負け越して腹を決めたという。「数年前から大関から落ちたら引退しようと心に決めていた。来場所、相撲を取る気力がなくなったのが一番」と明かした。思い出には全勝優勝した2016年秋場所を挙げた。
部屋付き親方として後進を指導するに当たり、「自分は横綱に上がれなかったので横綱を育てたい」と抱負を語った。同席した師匠の境川親方(元小結両国)は「決して弱音をはかない、ど根性を誰よりも持っていた」と弟子をたたえた。