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元卓球女子日本代表で昨年に現役引退した福原愛さん(31)が8日、中国・北京で日本大使館などが主催した日中青少年交流イベントに参加した。中国でも有名な福原さんはトークショーで、流ちょうな中国語を駆使してユーモアを交えて質問に答え、日中の大学生ら約360人が集まった会場は笑い声に包まれた。
福原さんは、辛いマーボー豆腐や担々麺が得意料理であることや、かつて所属した中国スーパーリーグの遼寧省チームで語学力を鍛えられたエピソードを披露。「日本人はこういう人、中国人はこういう人だと私は決めつけない」と語り、積極的な国際交流を促した。
日中の大学生による卓球の試合も行われ、福原さんは審判を務めた。勝利チームの北京外国語大2年の大原愛加さん(19)=大阪府出身=は「スポーツを通して交流できるのはいい。日中友好の懸け橋になりたい」と笑顔。大原さんの友人、胡維可さん(19)は「福原さんはとてもかわいかった」と喜んでいた。