永六輔さん 写真特集

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 永六輔さん=1977年4月15日撮影【時事通信社】


 坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」などの作詞で知られ、戦後日本の放送、音楽界で長年にわたって活躍した放送作家、作詞家、ラジオパーソナリティーの永六輔(えい・ろくすけ、本名孝雄=たかお)さんが死去したことが11日分かった。83歳だった。東京都出身。
 旧制中学時代からNHKのラジオ番組で投稿コントが次々に採用され、作詞、作曲家の三木鶏郎に見いだされた。早稲田大在学中に放送作家、司会者としてデビュー。やや甲高い声に早口で語りかける独特の口調で、ラジオや草創期のテレビ番組で活躍した。
 「上を向いて歩こう」を作曲した中村八大さんや、いずみたくさんとのコンビで数々のヒット曲の作詞を担当。中村さん作曲の「黒い花びら」(歌・水原弘)は1959年の第1回レコード大賞を受賞、61年の「上を向いて歩こう」は米ビルボードチャート1位の世界的ヒット曲となった。他にも「いい湯だな」「こんにちは赤ちゃん」「遠くへ行きたい」など、今も多くの人が口ずさむ名曲を世に出した。
 エッセイストとしても数々の作品を発表。94年に出版した「大往生」は200万部を超えるベストセラーに。2002年1月に妻昌子さんを2人の娘と共に自宅でみとり、愛する人を失った思いを「妻の大往生」などにつづった。
 親友の黒柳徹子さん司会の「徹子の部屋」や「遠くへ行きたい」など数少ない番組を除いてテレビから遠ざかったが、パーキンソン病や前立腺がんと闘いながら、最近までラジオ番組の出演を続けていた。

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