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言わずと知れた、日本を代表する大リーガー。甲子園大会に2度出場するなど、地元では知られた存在だったが中央球界では…。いまの姿を本気で想像できる者など、当時はもちろんいなかった。
ちなみに、この年の巨人の1位指名は谷口功一(天理高)、阪神は萩原誠(大阪桐蔭高)だった。
人の素質を見抜くのは難しい。その道のプロ、と言われる野球のスカウトでさえ…。ドラフトの1位、2位では指名されなかったものの、練習を重ね、素質を開花させた選手たちを紹介する。取り逃した当時のスカウトたちの、歯がみする音も聞こえてきそうだ。
〔写真〕 選抜高校野球大会の開会式で入場行進する鈴木一朗。1回戦の松商学園戦に投手として先発したが、2-3と惜敗した。(1991年03月撮影) 【時事通信社】