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アメリカ南北戦争は、1861年4月12日、米サウスカロライナ州のサムター要塞(ようさい)への砲撃を皮切りに始まった米国を南北に分断した内戦。65年4月9日、事実上の南軍最後の部隊が降伏して終わった。写真は北軍のエドウィン・サムナー将軍(右から4人目)とその幕僚。
南北戦争の死者は60万人を超え、米国史上最大の戦争被害をもたらした。南北の対立要因として、奴隷制をめぐる問題が有名だが、工業化する北部と農業地帯の南部の貿易をめぐる対立や、中央集権的体制が整いつつあった北部と各州の独立意識が強かった南部との間に存在した国家像をめぐる深い溝など、開戦に至るまでの複雑な要因が指摘されている 【AFP=時事】