中台首脳会談 写真特集

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 中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統は7日、シンガポールのホテルで1949年の中台分断後初となる首脳会談を行った。両首脳は会談入りに際して握手を交わした。両岸(中台)の関係改善が地域の平和発展につながるとアピールし、「一つの中国」を認め合う「92年合意」を中台交流の基礎として改めて確認した。来年1月の台湾総統選挙で優位に立つ独立志向の最大野党・民進党をけん制する狙いがある。
 会談の冒頭、習主席は「われわれがきょう一緒にいるのは、歴史の悲劇を再び繰り返さないためであり、両岸関係で得た平和と発展の成果を失わないためだ」と述べた。また、「2人が会うことは歴史の1ページを開き、歴史に記録される」と意義を強調。「(馬政権との)7年間の積み重ねがあったからこそ、両岸双方は今日の歴史的な一歩を踏み出すことができた」と語り、関係改善に向けた馬総統の取り組みを評価した。
 写真は、握手する習主席(右)と馬総統=シンガポール(2015年11月07日) 【EPA=時事】

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