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米アップル社は2011年10月5日、創業者のスティーブ・ジョブズ会長(56)が死去したと発表した。写真は「iPad(アイパッド)」を発表するジョブズ氏。
ジョブズ氏は1970年代にガレージで起業したアップルをグローバルITの雄に育て上げた、デジタル世代のカリスマ経営者だ理想を共有した他者の才能を極限まで引き出すまれな才能から、栄枯盛衰の激しいシリコンバレーで30年以上も一線を走り続けた。
社内抗争により放逐され、97年に復帰するまでの10年余。アップルコンピュータ(当時)の新規株式公開により20代で得た約2億ドルの資産を、アニメ「トイ・ストーリー」などのヒット作で知られる映画制作会社ピクサーに惜しみなく投入。この間に、アップル躍進の土台となった洗練されたデザインや直感的な操作ノウハウが培われた。
同時期に、パソコン「Mac(マック)」用基本ソフト(OS)の源流となったベンチャー企業NeXT(ネクスト)を創業。
実権を取り戻すと、01年に「iTunes(アイチューンズ)」で音楽ビジネスを変革。駆け出しの頃の「すべての様相を一変させる」と豪語した通り、自ら大手レコード会社幹部や歌手を口説き落として、現在多くのIT企業が追随しているハードとソフト融合型のコンテンツ流通システムを確立した(2010年01月27日) 【AFP=時事】