歴代最強イレブン アルゼンチン 特集

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ディエゴ・マラドーナ=MF、FW

W杯成績:1982年(2次リーグ敗退-5試合2点) 86年(優勝-7試合5点) 90年(準優勝-7試合) 94年(ベスト16-2試合1点)

主な所属クラブ:バルセロナ(1982~84) ナポリ(84~91) セビリア(92~93)

ニックネーム:神の子、英雄

寸評:アルゼンチン史上最高のサッカー選手。86年W杯のイングランド戦において、ハンドと思われた神の手ゴール、5人抜きドリブルで伝説化された。同大会で優勝を果たし、マラドーナは母国の英雄と呼ばれた。キャリアの終盤は、薬物中毒や報道陣へのエアライフル乱射など、スキャンダルにまみれた。
 最後のW杯となった94年大会も、ドーピング発覚という誰も予想だにしない結末で追放の憂き目にあった。良くも悪くも、注目度はナンバー1の選手だった。
 2010年W杯には監督としてアルゼンチン代表を率い、ピッチに帰ってきた。エースのメッシを中心としたチーム作りを進めたが、準々決勝のドイツ戦で0‐4の大敗を喫した。組織プレーを展開したドイツが躍進する一方、メッシ、そしてマラドーナの個人技の限界を感じさせる試合となった。大会後に監督を解任され、珍しく涙を流した。
 写真は、86年W杯の西ドイツ戦前のマラドーナ 【AFP=時事】

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