日産セレナ、電動モデル「eパワー」試乗

走りも楽しめる低燃費ミニバン誕生

 日産自動車は今年3月、子育て世代に人気のミニバン「セレナ」に、ガソリンエンジンで発電して駆動用のモーターを回すハイブリッド車(HV)技術「eパワー」の搭載モデルを追加設定した。eパワーの採用は、主力小型車「ノート」に次いで2車種目。セレナではさらに、深夜・早朝の住宅地利用を想定し、エンジンを停止してバッテリー電力のみで静かに走行する新機能も加えた。

 1991年に誕生して以来、高い人気を保ち続け、2016年の全面改良を受けて5代目となったセレナ。足先の動きで開閉できる後席扉、3列目の乗降性を高める横スライド式の2列目シートなど利便性を高めた上、国産車初となる高速道路での自動車線維持機能を備え、先進技術の充実も図った。

 5代目は、発売から約1カ月で月間販売目標の2.5倍を受注するという好スタートを切り、16年の日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC)が選ぶカーオブザイヤーの国産車と技術の両部門で1位にも輝いた。

 充実装備でミニバン市場を快走するセレナに、日産はeパワーを新たに投入。EV同様の力強い走りに加え、従来モデル比でガソリン1リットル当たりの走行可能距離を9キロ延ばし、ミニバントップクラスの低燃費も実現した。eパワー搭載モデルの登場以降、月間乗用車販売ランキング(自販連)でトップに躍り出たノートに追従すべく、さらに輝きを増したセレナで一層のシェア拡大を狙う。

 今回、セレナeパワーに横浜市で乗り込み、新緑が映える神奈川県箱根町に向かった。モーターが駆動力となる「電動車」としての性能や、カーオブザイヤーが高く評価した自動運転機能「プロパイロット」など、そのあふれる魅力に迫ってみた。(時事ドットコム編集部・堀尾晃宏)

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